
もっとDifyを使いこなそう!最新Difyアップデート情報まとめ
はじめに
Difyはアップデートも多く、また最新モデルへの対応も早くアップデート情報の把握漏れも多いと思います。
なので改めて重要なアップデートについてまとめつつ、機能の詳細な使い方を解説していきます。
今回はアップデートされたばかりの「Knowledge Base Retrieval API」をはじめとして、並列処理・HTMLボタン機能などアップデートで追加された主要機能を解説していきます。
HTML機能
会話内に任意の文字と設定した内容の指示を送信するボタンを送信することが出来ます。
以下のように、AIに次の内容を提案してもらいそのまま会話をボタンを押すだけで継続することが出来ます。

上記のようにボタンには、以下のようなテンプレートを回答ノードで出力することで実装できます。
[LLMの回答]
<button data-message="調子はどう?" data-variant="primary">調子はどう?</button>
また、LLMに上記のテンプレートのフォーマットを指定することで先ほどの会話のようにAIが内容も生成して回答することが出来ます。
あなたは優秀なAIアシスタントです。
最初に、ユーザーの入力に対して普通に答え、その後あなたの回答に対して推定されるユーザーの回答を推測して、以下のようなボタン形式にして提案してください。HTMLの記法でdata-variantは基本的に全てprimary、いきなりボタンのみの表示でいい。
<button data-message="調子はどう?" data-variant="primary">調子はどう?</button>
また、以下のようにフォームを生成することもできます。

あなたは優秀なAIアシスタントです。
最初に、ユーザーの入力に対して普通に答え、その後以下のフォームを送信して。
<form>
<label for="username">Username:</label>
<input type="text" name="username" />
<label for="password">Password:</label>
<input type="password" name="password" />
<label for="content">Content:</label>
<textarea name="content"></textarea>
<button>Login</button>
</form>
このように、formタグで囲うことでフォームを実装できます。
