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ChatGPT研究所初のAI合宿を開催しました!

ChatGPT研究所は、2024年11月2日から4日、箱根でAGIラボAI合宿を開催しました。

初開催となった今回は「AIアプリを一個作りきろう」をテーマに、参加者11名と運営スタッフ6名が温泉付きヴィラに集まり、AI開発に没頭する2泊3日を過ごしました。

最終日の集合写真

合宿では、ChatGPT研究所メンバーによる講義に加え、ハヤカワ五味さんや、Babel/Zoltraak開発者の元木大介さんをお招きした特別講演も実施。参加者全員が独自のAIアプリ開発に挑戦し、濃密な学びの時間を共有しました。

本記事では、合宿の様子を詳しくレポートします!また、AGIラボメンバー限定で、合宿での講義資料と講座動画を一部特別公開していますので、ぜひ最後までご覧ください。

AGIラボAI合宿の開催概要

ChatGPT研究所のXフォロワー10万人達成を記念し、初の試みとなる合宿イベントを企画しました。多様な参加者が集まり、互いに刺激し合える場を目指して準備を進めてきました。

◆ 参加者

AGIラボの会員を中心に、一般参加者を含む11名の方にご参加いただきました。開発未経験の方から、すでにAIサービスを運営されている方まで、幅広い層が集まっていただきました。

年齢層も20歳から50代までと多様で、この違いが合宿中の学び合いをより深いものにしてくれたと感じています。

◆ 開催場所

箱根の静かな高台に位置する一軒家のヴィラを利用させていただきました。施設には源泉掛け流しの温泉があり、開発の合間にリフレッシュできる環境を整えました。

リビング
緑に囲まれた合宿会場
源泉掛け流しの大浴場

カリキュラム内容

ここからは、2泊3日のAGIラボAI合宿の具体的な内容をご紹介します!
実践的な開発時間と講義を織り交ぜながら進行しました。

1日目

本格AIアプリ開発基礎(ハンズオン)- ChatGPT研究所 石川陽太

合宿の核ともなる最初のカリキュラムは、代表の石川によるハンズオン講座でした。参加者はAI搭載コードエディタ「Cursor」を使用して、実際のアプリ開発に挑戦しました。

参加者の多くはエンジニアではなく課題もかなり難しいものでしたが、ChatGPTと対話しながら機能を実装していく中で、「AIと共に開発することで、プログラミング未経験者でもアプリ開発が可能になった」ことを実感できる時間だったかと思います。

開発の合間には、研究所メンバーによる実践的な20〜30分の講義が行われました。

◎ Dify入門編 - ChatGPT研究所 りくさん

一発目の講義は、研究所運営のりくさんによる「Dify」基礎講座。コーディングとは異なる、より手軽なAIアプリ開発の手法を学び、参加者のAIアプリケーションへの理解を更に深めることができました。

2日目

2日目は、より専門的な内容の講義が続きました:

◎ Dify応用編(ChatGPT研究所 ひろさ)

  • エージェント機能を中心とした高度な活用法を解説

  • ひろささんならではのエージェントへの深い知見が光る講義に!

◎ Notion AI攻略(ChatGPT研究所 あやみ)

  • Notion AIの実践的な活用方法を幅広く紹介

  • 大企業でのAIツール導入における現実的な課題と解決策について、活発な議論も

◎ AIをX運用にフル活用するノウハウ(ChatGPT研究所 すぐる):

研究所の他にも個人的に発信をするすぐるさんが、X(旧Twitter)でのAI活用術を紹介

◎ AIコンテンツ制作ハック(ChatGPT研究所 かい):
ChatGPT研究所を1年間運営して得られた成果やコンテンツ生成に対する考え方を共有

2日目午後には、AI業界の第一線で活躍するお二人をお招きしました:

◎ 株式会社メルカリ ハヤカワ五味さん 

「作れ!話はそれからだ!」をテーマに、実践することの重要性を熱く語っていただきました。

◎ Kamui/Babel開発者 元木大介さん:

自身が開発するBabel/ZoltraakやKAMUIの事例を交えながら、システム生成AIの最新動向について解説いただきました。

元木さんはオンライン参加となりました

講義を聞く参加者の方々:

深夜1時になってもAIアプリの開発に取り組む参加者の方々:

最終成果発表会

2日間の開発期間を経て、2日目の夜には参加者全員によるAIアプリの発表会を開催しました。

人事について楽しく学べるゲームや、リール動画の自動生成アプリ、講義の内容からAIでノートを作ってくれるアプリなど、参加者それぞれが独自のアイデアを形にした発表が続きました。

全員が100%動くアプリの開発とまではいきませんでしたが、開発未経験から始まった参加者の方も2日間みっちり開発に取り組んだ成果を発表していただきました。

参加者の声

合宿後のアンケートでも、参加者の皆さんから嬉しい声が多く寄せられました。

参加者11名中9名から回答をいただき、合宿全体に対して88.9%の方が「非常に満足」、11.1%が「満足」と答えていただきました。

また、AIアプリ開発の理解やスキル向上について、77.8%が「大いに向上した」、22.2%が「向上した」という結果となり、参加者の皆さんにとって有意義な時間となったことが伺えました。

その他、Xに参加者の方が共有してくださった投稿:

BBQと映画鑑賞

開発と講義の合間には、参加者同士の交流を深めるBBQも開催。箱根の自然に囲まれた環境で、和やかな雰囲気の中、参加者同士の会話が弾みました。

また、2日目の夜には特別企画として、ハヤカワ五味さんおすすめのNetflixシリーズ「ブラックミラー」の鑑賞会も実施。

開発の合間のリラックス時間と鑑賞会を通して、技術的な学びだけでなく、参加者同士の絆もより深まったように感じます。

ブラックミラーを鑑賞
BBQの準備中の様子

まとめ

今回のAGIラボAI合宿を通じて、「AIと共に学び、作る」という体験の素晴らしさを、参加者の皆さんと共有できました。

参加者の方の年齢もレベルも全くバラバラではありましたが、参加者同士で助け合い全員が学びのある大成功の合宿だったと言えるのではないでしょうか?

また、このようなオフラインの機会を今後も定期的に設けていきたいと考えており、AGIラボとしても、会員の皆様のAI開発スキル向上をサポートすべく、様々な取り組みを計画しています。

最近では都内でコワーキングイベントなども開催しています↓

改めて、合宿にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。開発未経験の方も経験者の方も、最後まで熱心に取り組んでいただき、私たち運営チームも多くの学びと気づきを得ることができました。

この2泊3日で生まれた絆を大切に、これからもAGIラボでともに成長していければ嬉しく思います。今後もChatGPT研究所、AGIラボをよろしくお願いします!

◆AGIラボ会員限定:合宿資料&動画のご案内

今回の合宿での学びを、参加できなかった会員の皆様とも共有したいと思います。以下の資料を会員限定で公開いたしますので、ぜひご活用ください:

▼資料はこちらから見れます:

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