【GPTs】初めての Actions : WebPilot をGPTに搭載するためのステップバイステップガイド
この記事では、GPT Builder の Actions 機能を使って Webpilot を追加していく方法をステップバイステップで見ていきます。
Webpilot は Bing Browsing よりも優秀な GPT と Web との統合ソリューションです。
GPTs や GPT Builder についてわからない方は先にこちらをご覧ください。
そもそも Actions ってなに?
Actions は、GPTとAPIを繋いで、GPTに特別な機能を追加するための仕組みです。
本当に優れた GPT を作るには、Actions を理解することが必須です。
自分で作ったAPIを使うことがもちろんできますが、パブリックに公開されているAPIを使うこともできます。
Actions の主な特徴3つです:
GPTに特別な機能を追加できる:
Actionsを使うことで、外部APIやサービスとの対話が可能です。これにより、GPTモデルは外部データの取得、計算の実行、他のソフトウェアシステムとの対話など、さまざまな事ができます。
Yaml などで API の仕様を伝える:
OpenAPI と呼ばれるAPIの仕様書をYaml 形式などで記述することによって、どのような引数を受け取り、どこにいつリクエストを投げるかなどの設定を ChatGPT に伝えます。
Actions の実行と引数はGPTが制御する:
Actions が実際にいつ実行されるか、その API に何を渡すかは、全て ChatGPT が制御します。これは、API の Function Calling (関数呼び出し)の仕組みと同じです。
Webpilot とは?
GPT Builder には、Web検索を行うWeb Browsing 機能がデフォルトでついていますが、これは Bing を使っている、直接URLを読み取る機能がないなど、正直に言って不便な点がいくつかあります。
これと比べて、Webpilot は非常に優秀な API であり、以下の機能があります
URLやファイルリンクを直接開く
複数の検索エンジンを使用する
あらゆる種類のウェブサイトにアクセスする
動的なウェブコンテンツを読み込む
より充実した回答を提供する
非常に長いコンテンツを生成する
本記事では、パブリックに無料で公開されている優秀なWeb検索APIであるWebpilotを導入しながら、Actions の使い方を見ていきます。