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OpenAI DevDay 深掘り: 話題のGPT, Assistants APIで何ができるの?

11月7日、OpenAI DevDayが開催され、その様子がリアルタイムで世界中に同時配信されました。

1週間後の11月14日、当日行われた別の5つのセッションの様子もYouTubeに公開されました。

今回は、これらのセッションの中から「New Products: A Deep Dive」に焦点を当て、 日本語で詳しく説明します。

それでは早速、セッションの内容を見ていきましょう。



GPTの紹介

AI分野で重要なのは、多用途性とカスタマイズ性です。OpenAIのGPT導入により、これらが大きく進化しました。GPTはAI技術の大きな進歩で、ユーザーがニーズや状況に合わせてAIをカスタマイズできます。今回は、GPTの多様な能力と、その柔軟性や可能性を様々なデモで見ていきます。

パイレーツGPTのデモと限定音声の公開

GPTの特徴は、指示を理解し行動する能力にあります。これにより、AIに特有の個性を持たせることができます。例えば、OpenAIはパイレーツをテーマにしたGPTを披露しました。この「キャプテン・コーダー」はパイレーツアクセントで応答し、カスタマイズの可能性を示しました。(なお、デモでは一般ユーザーには未公開のパイレーツ風のボイスが使われていました。)

GPTを外部と統合するAction機能

GPTは「アクション」機能により現実世界との対話が可能です。この機能で、AIはデジタルコマンドを現実の結果に変換します。例として、「Tasky Mc Taskface」を披露しました。GPTはAsana APIを通して、ToDoリストの管理を行い、プロジェクト管理ツールと連携します。これにより、GPTは実用的なツールへと進化します。

10:29~
12:20~ (GPTに指示した内容が自動的にAsanaにタスクとして記録される)

GPTに外部の知識を与える知識統合

GPTのもう一つの特徴は知識統合です。これにより、AIは外部情報を取り込み、知識ベースを拡張できます。例えば、「Dany・DevDay」という、OpenAI DevDayのサムアルトマンのスピーチスクリプトをPDFとして読み込ませた、特定の情報を持ったカスタマイズGPTを作成するデモが行われました。この機能によって、簡単に外部の情報を取り込むことができ、文脈に沿ってその情報を活用してくれるGPTを作ることができます。デモでは、DevDayの内容を要約してもらったり、既存のAPIと最新のAPIで何が違うのかをテーマにラップを作らせる様子が披露されました。

画像認識とAPI連携を組み合わせたGPTのデモ

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