【GPT-4o実践】同一チャットで複数GPTsを使いこなす!業務効率UP術4選
AGIラボに参加している人は、日々ChatGPTなどの生成AIツールを使いこなしている方が多いと思います。
そんな、ChatGPTのヘビーユーザーでも活用できていないことが多いのが、「GPTsメンション機能」です。
一言で言うと、複数のGPTsを同じチャットログ内で使用することのできる便利機能なのですが、どんな時に使うの?と感じている方も多いと思います。
この記事ではメンション機能の具体的な活用法を紹介します。
メンション機能とは?
ChatGPTを利用しているときに、特定のGPTsを呼び出して伝えることができる機能です。
使い方は、チャット画面で"@"を入力するだけです。
ここで呼び出せるGPTsは自作・他作関係なく使用できますが、現在サイドバーに表示しているGPTsと、最近使用したGPTsまでしか呼び出せません。
なので、それに当てはまっていなければ、もし過去に自分が作ったものでも候補には表示されません。(ここがちょっと不便なポイントです)
GPTsを呼び出すのは、初期状態のGPTである必要はなく、GPTsの画面からでも、別のGPTsを呼び出すことが可能です。
メンション機能のメリット
今までは別のGPTを利用するには新規でチャットを立ち上げて、その際に一からコンテキストを伝えることが必要でした。
メンション機能の場合は1つのチャット内での利用になるため、前の会話のコンテキストも理解した上で利用することができるのが特徴です。
また、GPTs自体にも目的に沿ったプロンプト指示が予め設定されています。
毎回、役割を指定して丁寧に説明する必要が省けるのです。
この2つを掛け合わせることで、効率的にChatGPTを活用できます!
メンション機能の活用事例
次に、メンション機能はどんな時に活用できるのか、どういう時に効果を発揮するのかを解説していきます。
最もメンション機能が効果的なのは、ChatGPTを使って業務フローに沿ってタスクを実行していくときです。
その一連のタスクをChatGPTのメンション機能を活用することで、毎回、複雑なプロンプトで指示することなく実行が可能です。
また、13日に発表されたGPT-4oの登場によって、出力速度が上がりマルチモーダル(画像や動画の認識)も強化されたため、爆速でタスク処理ができるようになります。
活用例①:記事作成~サムネイル作成が倍速に!
生成AIの登場によって、ライターの職が奪われるのではとい言われるほど文章の生成タスクは得意分野です。
ただ、実際には記事を作成するには文章を書く以外のタスクもあります。その一連のタスクを効率化する方法の紹介です!
1.記事作成
記事作成では、ブラウジング機能を利用して、記事の内容を読み取ってもらいます。
ここでは、GPT-4oのデフォルトを使用します。