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GPTs開発マガジン

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GPTsを開発する際の技術的ポイントや、最新の研究動向など、開発者必見の情報が満載。GPTsの可能性を追求するための知見が得られます。
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記事一覧

【保存版】生成AIに関する優良資料リンク集まとめ【随時更新】

生成AI技術は、急速に発展しています。それに伴い、様々な組織・自治体・大学などが、生成AIに関する情報や資料を積極的に公開しています。 これらの資料は、生成AIを学ぶ人にとって貴重な情報源です。 しかし、情報が散在しているため、必要な資料を見つけるのが難しい場合もあります。 そこで本記事では、生成AIに関する優良資料をカテゴリー別に分類・整理しました。 生成AIの基礎を学びたい方、最新動向を知りたい方、活用方法を探している方など、ぜひご活用ください。

【最大90%の時間削減】生成AI最前線、 トヨタコネクティッド社のAI効率化事例と全社的生成AI導入戦略の全容

総務省が2024年7月5日に発表した「情報通信白書」によると、日本におけるAIの個人利用率は9.1%、企業利用率は46.8%となっています。 その背景には「使い方がわからない」という声が多くあります。 そこでChatGPT研究所は、日本企業のAI活用促進を促進するために、先進事例のインタビューシリーズを開始しました。 第1回は、AI専門部署を設立し全社的なAI活用を推進するトヨタコネクティッドさんに、AIの活用事例について話を伺いました。 同社の取り組みは業務効率化か

OpenAIの技術を使ったAI導入事例8選

本記事では、OpenAIのサービスを活用して業務効率化、顧客体験の向上、新しいサービスの開発に取り組んだ8つの企業の事例をまとめました。 各企業がどのようにAIを活用し、実際にどんな成果を上げているのか、早速見ていきましょう! Moderna【業種】製薬・バイオテクノロジー 課題 製薬大手のModernaは、mRNA技術を用いた医薬品開発を進め、5年以内に最大15の新製品を市場に投入する目標を設定しています。この目標達成に向けて、同社は効率的な組織体制の構築に取り組ん

LLMは過去形に弱い!? AIの意外な脆弱性が明らかに

はじめに最新の論文「過去形への言い換えによるLLMの拒否訓練の回避(Does Refusal Training in LLMs Generalize to the Past Tense?)」が注目を集めています。 この研究は、大規模言語モデル(LLM)の安全性対策に潜む意外な脆弱性を明らかにしたものです。 特に、有害な要求を単に過去形に言い換えるだけで、多くの最先端LLMの安全機能を容易に回避できることを示しています。 本記事では、この重要な研究の詳細と影響について解説

【実践】AbotifyでGPTs、Cozeチャットボットを収益化する方法

はじめに昨年11月にGPTsが発表されて以来、誰でもAIチャットボットを開発できる様々なサービスが登場しています。しかし、開発者にとって収益化が課題となっています。この問題に対する解決策として注目を集めているのが「Abotify」です。 本記事では、AbotifyをGPTsとCozeに組み込み、チャットボットで収益を得られる可能性を作る方法をご紹介します。 AbotifyとはAbotifyは、チャットボット開発者のための収益化プラットフォームです。ユーザーの質問内容に基づ

【GPT作成用GPT付き】"プログラミング知識ゼロ"でも作れる住所検索GPTを作ろう!

本記事では、郵便番号から住所を検索して出力してくれる住所検索GPTの作り方をご紹介します。 このGPTは、郵便番号を入力すると、日本の郵便番号から住所のデータを取得できるAPIを使って住所を検索し、結果を出力します。 本記事では、住所検索GPTの作成手順を詳しく解説するだけでなく、非エンジニアでも使いこなせるボット作成に役立つGPTについても紹介しています。ボット作成の参考にしていただければ幸いです。 それでは早速みていきましょう! 実装手順:ステップ1. 新しいGP

AIでChatworkの管理を掌握する!Chatwork GPTの構築方法およびGAS InterpreterとのAPI接続

GPT経由でChatworkのあらゆるAPI操作を実行できるChatwork GPTを開発しました。 Chatworkを普段の業務に使っている方からすると非常に有用なGPTです。 後半では、GAS Interpreter でのChatwork API利用方法についても触れます。 Chatwork GPTの多様な機能Chatwork GPTは具体的には以下30種類のタスクを実行できます。(ファイルアップロードなど一部動作しないものもあります) ユーザープロファイル管理

OpenAIのプロンプトインジェクション論文をわかりやすく解説

はじめにOpenAIが公開した最新論文「The Instruction Hierarchy: Training LLMs to Prioritize Privileged Instructions」が注目を集めています。 この論文では、言語モデルの安全性と制御可能性を飛躍的に高める革新的な手法が提案されており、自然言語処理分野に大きなインパクトを与えることが予想されます。 特に、言語モデルに明示的な指示の優先順位を組み込むことで、悪意のある攻撃を防ぎつつ、開発者の意図を適

【業務効率革命】GAS Interpreter の衝撃

今までで最もインパクトのあるGPTsが完成しました。 その名も、「GAS Interpreter」です。 このGPTは名前の通り、Code Interpreter のように Google Apps Script コードを生成し、その実行までを行います。 他者に使ってもらうものではなく、自分専用のプライベートGPTです。 人によっては、Code Interpreter よりも便利です。なぜかというと、インターネットアクセスができることに加えて、GAS の便利で豊富なライブ

¥2,800

マーケティング特化GPTを徹底解説【GPTsハッカソン@GMO Yours 3位入賞作品】

前書き本記事では、2/27に開催されたGPTsハッカソン @GMO Yours で第3位に入賞したマーケティング特化GPT『マーケ調査するぞ』について解説していきます。 GPTを作成する背景や目的2/28のハッカソンで3位に入賞したGPTsについて開発背景とその機能などについて紹介させていただきます。 マーケティングの基本的な調査をするツール こちらのGPTsでは主にウェブ広告代理店や事業主のマーケターなど、プロモーション活動に従事する方向けに開発をしています。 マーケ

【コピペでOK】Google Spreadsheetの読み書きが行えるSpreadsheetGPTの構築

この記事では、Google Spreadsheetの読み書きを行うGPTの構築方法をご紹介します。このGPTに自然言語で指示するだけで、スプレッドシートの作成や読み取りを自動で行ってくれます。 たとえば、「AI英会話サービスの競合を検索して調査してください。その後、そのデータをわかりやすくスプレッドシートにまとめて。」と指示すれば、GPTがブラウジングして調査後、その結果を適切なスプレッドシートを生成し、URLを共有してくれます: 実際に実行してみた例: 上記で出力され

Stripeを使って、GPTsにマネタイズ手段を実装する方法

GPTsの登場により、プログラミングスキルがなくてもオリジナルのチャットボットを作れるようになりました。 しかし、OpenAIの収益化プログラムは日本にいつ来るかわかりません。 そこで今回は、GPTsで作ったチャットボットに、Stripeを使った課金機能を実装する方法をご紹介します! GPT Storeでのマネタイズ機能の実装が待ち遠しいですが、日本での対応はまだ先になりそうです。でも大丈夫。Stripeを使えば、今すぐにでもGPTsでマネタイズができるんです。 St

【コピペでOK】Google Documentに直接出力するGoogleDocsGPTの構築

この記事では、雑な入力をするだけで、内容に沿ったGoogle Document を作成して、そのURLを共有してくれるGPTを構築する方法をご紹介します。 たとえば、「会議議事録のテンプレートを作成して」と指示すれば、GPTが自動で適切な議事録テンプレートを生成します。例えば、以下のようにGoogle DocumentのURLを共有してくれます: 実際にこのURLにアクセスすると、以下のように会議議事録が作られます: 上記で見てわかるように、「タイトル, ヘッディング,

企業のGPT制作事例まとめ5選!

はじめに最近では、多くの企業がチャットボットの開発に取り組んでいます。その中でも今回は、メルカリ、consensus、canva、AI Drive(v2k.ai)、KAYAKといった企業がGPTを使ってどのようなチャットボットを開発した事例を詳しく見ていきます。 企業の制作事例