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GPTs開発マガジン

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GPTsを開発する際の技術的ポイントや、最新の研究動向など、開発者必見の情報が満載。GPTsの可能性を追求するための知見が得られます。
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#GPTsラボ

Googleスライドを瞬時に作成、そのURLを共有してくれるGPTの作り方

この記事では、以下で紹介した、Googleスライドを一発で作成してそのURLを共有してくれるGPTsの作り方をご紹介します。 他のスライド作成GPTとの明確な違いは、GoogleスライドのURLが提供されるので、そのまま非常にスムーズに編集作業が行えることです。 このシステムを活用することで、プレゼンテーション資料の作成作業を大幅に効率化し、貴重な時間を節約することが可能になります。 たとえば、「AIの基礎について、10枚程度のスライドを作成して」と指示するだけで、適切

ここまでできるChatGPTの表示形式!GPTsで活用できる出力表現18個全まとめ

この記事では、ChatGPTのマークダウンでどこまで出力を制御できるのかについての総まとめ記事です。 これらのマークダウン表示形式を利用して、他のGPTsとの出力の差別化を行うことができます。 早速みていきましょう! 1. 箇条書き箇条書きリストは、項目のリストを点や記号で整理する際に使用します。各項目はハイフン(-)またはアスタリスク(*)の後にスペースを入れて始めます。 - 最初の項目- 次の項目- 三番目の項目 または、 * 最初の項目* 次の項目* 三番目

GoogleログインによってGmailと連携してメールの読み取り送信ができるGmail GPTをノーコードで作る

今回はノーコードで、ユーザーがGPTからGoogleログインして自分のGmailを連携して、メールの読み取り、送信ができるGPTの開発方法をご紹介します。 今回のnoteはGoogleカレンダーとかなり共通していることも多いので、Googleカレンダーの記事をやってみた方はかなり簡単に実装できると思います! 先に、今回のnoteで得られる知識についてまとめると、 GmailとGPTsのノーコードでの連携方法が分かる GPTs ActionのOAuthの設定の仕方が分か

GPTsラボメン限定GPTコンテスト& GPTsハッカソン@note place 入賞作品一挙紹介!

はじめに皆さま、大変お待たせいたしました。 ついにGPTsラボメンバー限定で開催したGPTコンテスト、そしてnote placeで開催した GPTsハッカソンの結果が決定いたしました! 書籍の執筆作業や、シリコンバレー出張、OpenAIからの動画生成AIモデル「Sora」やGoogleからの「Gemini Pro 1.5」など、予定外のタスクが多く発生したため、発表が遅延してしまい、大変申し訳ございませんでした。 素晴らしい作品を投稿してくださった皆様、 本当にありがと

【コピペでOK】Google Form を一発で作成!"フォーム作成GPT"の構築

この記事では、Google Apps Script (GAS) を利用して、Google Formを自動で作成するGPTの構築方法を紹介します。 このシステムを活用することで、アンケートやフィードバックフォームの作成作業を大幅に効率化し、貴重な時間を節約することが可能になります。 たとえば、「ChatGPT利用状況についての調査フォームを作成して」と指示するだけで、適切に質問が考えられたGoogle Formが自動で作成されます: こちらが実際に作成されたGoogle

¥1,000

【GPTsで使える】Code Interpreter による画像編集の技法15選

実はあまり知られていませんが、 Code Interpreter を使用することで、多種多様な画像の編集ができます。 本記事では、これらの画像加工方法について、プロンプトと一緒に15個の手法をまとめていきます。 Code Interpreter の可能性はまだまだ知れ渡っていません。 今回の記事の知見をぜひGPTs制作に活かしていただければと思います。 それでは、早速みていきましょう! 1. 画像を分割する画像を分割することができます。 縦に二つ、横に二つ、縦横で

リバースプロキシサーバーを用意してGPTsによるAPIキーの漏洩を防ぐ

導入部この記事では、Google Apps Script(GAS)を使用してリバースプロキシサーバーを構築し、APIキーの漏洩を防ぐ方法について説明します。 前提として、以下の記事で扱った、Google Places APIなどは、秘匿にしておくべきAPIキーがURL内に含まれてしまうため、APIキーが漏洩してしまうという問題がありました。今回の記事はそれを解消するためのものです。 APIキーの漏洩は、不正アクセスやサービスの乱用につながります。 そもそも、「プロキシサ

【コピペでOK】Gmailのドラフト作成まで完結!"ビジネスメール作成GPT"の作り方

本記事では、Actions にGmailを連携してGmail上にドラフトメールを作成するGPTの作り方を紹介します。 このGPTを使用することで、日常のメール作業を効率化し、時間を節約できます。 例えば、以下のような指令を出すことで: Gmail上に自動で以下のようにドラフトメールが保存されるようになります: ちょっと修正して、あとは送信ボタンを押すだけ! 重要な点として、GAS + GPTs のシステム構成だとサーバー代、GPT代ともにゼロコストで運用できます。

GPTs Actionsのプライバシーポリシーページを5分で作成する

この記事の目的GPT storeが開始しました。 みなさんGPTsを作成してますでしょうか? GPTsラボではActionsを使用したGPTsの作り方も紹介してきました。 Actionsを設定することで、GPTsをただの「ものしりbot」より何倍も拡張した機能を有することができます。 しかし、Actionsを設定したGPTsをPublic(一般公開)設定するには、Actionsごとにプライバシーポリシーページを設定する必要があります。 🌀 自分のサイトなんて持ってい

GPTsでユーザーのGoogleカレンダーと連携できる秘書GPTをノーコードで作る

前書き本記事では、以下のラボメン限定アクセスで使えるようになっているGoogleログインして使える秘書GPTを自分自身で開発する方法をご紹介します: 今回のnoteでは、主に以下のようなコンテンツが掲載されています: Action(OAuth)によるGoogleログインの設定の仕方 GoogleカレンダーとGPTsの連携方法 コピペで使える2584文字のYAMLファイル GASでの実装との違い コーディングをする必要が無い Googleアカウントでログインするの

¥1,500

独自APIを搭載したGPTsを、Supabaseを使って超簡単に作っちゃおう

GPTs、最高ですよねGPTsはChatGPTをカスタマイズすることで、ニーズを絞って自分やお客様にとって役にたつチャットボットを構築することができます。 GPTs は、まだそのポテンシャルが知れ渡っていませんが、特に業務効率化の面において、非常に大きな影響をもたらすものです。 独自性のある、本当の意味で役に立つチャットボットを構築するにはActionsを使ったAPI連携 が肝になります。 逆にいうと、Actions以外のカスタマイズは通常のChatGPTでも利用できる

冷蔵庫GPTsの作り方を動画で徹底解説【第1回目GPTsハッカソン優勝作品】

前書き本記事では、12/19に開催されたGPTsハッカソンで優勝した『冷蔵庫GPTs』の作り方を紹介します。 GPTsをGootleスプレッドシートやLINEと連携したい方はぜひ御覧ください。 GPTsの動作の様子は以下から見ることができます。 このGPTsの機能を説明します。 前提として、このGPTsはIoTが進んだ少し未来で使用されることを想定しています。 IoT化された冷蔵庫は、自身の中身をデータベース上で管理することができます。 今回はGoogleスプレッ

【必見】来るGPTストアに備えて:更新されたガイドラインを確認しよう

はじめに先日OpenAIが送信した公式メールにて、ユーザーが自分で開発したGPTを公開し、そこから収益を得られる新しいプラットフォーム「GPTストア」を来週開始すると発表しました。 ついにGPTストアもすぐそこまで迫ってきていますが、ちょうど同タイミングで、GPTsに関する公式のブランドガイドラインも改定されました。実は、GPTsクリエイターの方には必見の内容が記載されているので、今回はこちらを解説していきます。 GPTのブランドガイドライン短い名前にすべき まず、例の

GASでGmail操作を行うGmailGPTの作り方

GmailGPTの概要GPTをGmailアカウントと紐づけすることで 受信ボックス内のメールを確認する メールへの返信を送信する 受信ボックス内の不要なメールをアーカイブする ことなどができます。 本記事では、このGPTの構築方法について見ていきます。 具体的な挙動はこちら以下です: メールをの件名一覧を取得し、必要なメールを開く 該当のメールに対する返信文を作成する 作成したメールを実際に送信する 本記事では、このGmailGPTの作り方をステップバイステ