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【必見】Replit AssistantとSlackで経費精算アプリを爆速開発。徹底解説ガイド

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〜1月22日 00:00

最近、AIを活用した開発ツールが注目を集めています。Replitもその一つとして急速に進化を続けており、ChatGPT研究所でもハッカソンや解説記事を通じて多くの反響をいただきました。

https://chatgpt-lab.com/n/nccc10e804eba

日々改善が行われていますが、中でも今回はSlack IntegrationReplit Assistantという二つのアップデートについて解説していきます。

さらに記事後半では、これらを活用し、経費精算用CSVをアップロードしSlackへ要約を投稿するアプリを作る一連の手順をご紹介します。


Replit Assistant

Replit Assistantは、既存のコードに対して小規模な修正や追加機能を自然言語で依頼できるAI機能です。たとえば、

  • 「デザインをもう少しシンプルにしてほしい」

  • 「この部分のバグを修正して」

  • 「新しい画面を追加して」
    といった細やかな指示をチャット形式で行うだけで、ソースコードを自動的に更新してくれます。

わざわざ別の開発環境を立ち上げる必要もなく、必要なときにすぐAssistantへ指示できるのが大きなメリットです。

基本的な使い方

Assistantを利用する際は、ワークスペース左側のツールドックから「Assistant」パネルを開き、チャット形式で指示を入力するだけです。

たとえば「このファイルの関数名を変更して」など、具体的なリクエストをそのまま伝えられます。

Basic Assistant と Advanced Assistant

  • Basic Assistant
    GPT-4o miniを利用しコードベースの内容やReplitの公式ドキュメントを参照しつつ、質問に回答できます。無料で利用することができます。

  • Advanced Assistant
    Claude 3.5 Sonnetを利用し、Basic機能に加え自動でコードを提案・適用(Edit Requests)できます。1回のEdit Requestにつき5セントがかかりますが、実際にソースコードを変更してくれます。

Assistantの設定(Managing Settings)

デフォルトではワークフローの自動再起動がオンになっており、コードが変更されるたびにアプリケーションが再起動されてしまいます。以下の手順で設定を変更できます。

  1. Replitのワークスペース右上にある「Assistant Settings」を開く

  2. Assistant: Auto Apply Changes/Auto Restart Workflows」をオフにする

実行結果をすぐに確認できるためデバッグがしやすい一方、必要に応じてオフに切り替えることも可能です。

できること・できないこと

Assistantは強力な開発サポートを提供しますが、いくつか制限もあります。以下の図にまとめました。

Replit Agent と Assistantの違い

ReplitのAI機能は大きく「Agent」「Assistant」の2種類に分かれています。Agentは新規プロジェクトの立ち上げや大規模な変更を自動化する一方、Assistantは既存のコードに対する細かな修正や質問に即応するのが特徴です。

以下の図では、その違いをまとめています。

パーソナライズ設定

Assistantは、ユーザーが独自のルールや口調を定義したカスタムプロンプトを設定可能です。

  • より丁寧な文章で回答させたい

  • 具体的なコードスタイルや命名規則を守らせたい

などの場合に活用できるでしょう。

料金体系

料金体系は以下の通りです。Replit Coreプランの場合、月額25ドル相当のクレジットが含まれているため、一定範囲までは追加コストなしでReplit Assistantを利用できます。


Slack Integration

ReplitのSlack Integrationにより、SlackのAPIを活用したボット開発や通知システムの実装がスムーズになりました。

たとえば、通常であれば手動でSlackのAPIキーの設定やHTTPリクエストのコードを書き込む必要がありますが、ReplitではこれらをAgentやAssistantに依頼するだけで簡単に設定できます。


今回作成するアプリ

経費精算レポートをSlackに投稿する仕組み

本記事では、CSVファイルをアップロードすると、その内容をOpenAI APIを使ってAIが解析し、部署別・月次別などの集計結果をSlackに投稿するアプリを作成してみます。

  1. CSVアップロード
    ブラウザ上のフォームから経費精算用のCSVをアップロードします。

  2. AIを使った集計処理
    Replit上のバックエンドがCSVを解析し、月次合計や部署別サマリなどを算出します。

  3. Slackへの通知
    処理結果をSlackに投稿し、全員が経費状況を即座に把握できるようにします。

アプリのイメージ

なお、今回はデモデータとして以下のような csvデータを用意しました。

初期プロンプト: Agentへの指示

ここからは、Replit上で実際にアプリを作成していきます。まずはReplitのAI機能であるAgentに大まかな開発プランを伝えます。

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